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勃起の仕組みについて解説|勃起はどのように起きるのか?

ペニスを横に斬る!―勃起の仕組みがわかる―

 

「男性器の構造」のページでは、ペニスを縦に斬ってみました。

ふと思った方もいるかもしれません、「横に斬ったらどうなるのか?」と。

これはもっともなご指摘です。

 

実は、ペニスを横に斬ることで勃起のメカニズムがわかるようになります。

そういったわけで、今回は「勃起の仕組み」についてお話していきましょう。

 

ペニスの役割のおさらい

 

男性生殖器の中で、ペニス(陰茎)は、

・おしっこの通り道

・性行為のときの性器

という2つの役割を持ちます。

SEXのときには、ペニスが固くなることで、精液を女性の膣内に出す準備ができるのです。

 

まず、ペニスを横に斬ってみましょう。

 

 

ペニスには「陰茎海綿体」という2つのスポンジ状の構造物があります。

その中に「陰茎深動脈」という太い血管が串刺しに走っています。

この陰茎深動脈から、「ラセン動脈」という細い血管がたくさん出ています。

「ラセン動脈」は、文字通り螺旋のようにとぐろを巻いています。

 

とにかく、このラセン動脈によって、スポンジに血液がはりめぐらされるのです。

スポンジにはりめぐらされた血液は、「導出静脈」という血管を通って、最終的に「深陰茎背静脈」という血管に回収されます。

「深陰茎背静脈」に回収された血液は、心臓へ戻っていきます。

陰茎深動脈→(ラセン動脈)→陰茎海綿体→深陰茎背静脈

 

覚える必要はありません。この血液の流れを、理解してくださいね。

 

いよいよ勃起の仕組みです

 

 

まず、先ほどの血液の流れをおさらいします。

陰茎深動脈→(ラセン動脈)→陰茎海綿体→深陰茎背静脈

まず、「通常」と書かれた図を見てください

通常は、陰茎海綿体―つまりスポンジ―に入る血液は制限されています。

具体的には「ラセン動脈の壁の平滑筋という筋肉が血管を強く締める」ことでなかなか血液が入りにくくなっています。

…とにかく、血液はすぐ出ていくのです。

 

一方、「勃起」と書かれた図ではどうでしょう?

 

血液がたくさん入っていますね。

具体的には、先ほど軽く説明した「ラセン動脈の壁の平滑筋」が緩まります。

 

 

つまりラセン動脈が広がって、血液が陰茎海綿体にたくさん入ってくるのです。

さらに、出口が狭くなっているのが分かるかと思います。

これは、導出静脈が閉じているせいなのですが、とにかく出口が狭くなるのです。

すると、血液の逃げ場がなくなって、スポンジ(陰茎海綿体)に血液が溜まります。

こうして陰茎は硬くなり、勃起はおきるのです。

 

勃起は神経に支配されている

 

 

セクシーな女優を見ると、なぜ勃起するのでしょう?

つまり、気分が高まるとなぜ勃起するのでしょう?

これは、勃起が神経の働きによって調節されているからです。

性的刺激を脳で受け取ると、その情報が仙髄という神経にある「勃起中枢」というところに伝わります。

この勃起中枢から、さらに「骨盤神経」という神経に、刺激という名のバトンが橋渡しされます。

すると、ラセン動脈の壁の平滑筋が緩まって勃起がおきるのです。

 

…少し、難しかったかもしれません。

 

とにかく、神経からの興奮によって、ラセン動脈の壁の平滑筋が緩まるのです。

さて、話は少し変わります。

 

みなさんはEDの治療薬として、何を思い浮かべますか?

きっと、「バイアグラ」を思い浮かべる方も多いと思います。

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お薬がどのようにして効果をもたらすのか?―それを「作用機序」といいます。

「ED治療薬」のページでは、そんなバイアグラの作用機序について、説明してみようと思います。

 - ED(勃起不全)