ICI療法を使用した時の感度について

ICI療法を使ったときの感度

ICI療法によって勃起した場合の感度は、自然に勃起した場合に比べて大きく落ちることはありませんが、多くの人では若干、鈍くなります。
ただ、それはしびれてしまって快感を感じないとか、快感がなくなってしまうというわけではなく、あくまで、やや感度がよくないかな。という程度です。

脊髄損傷などにより神経が通っていない場合、残念ですが感度はありません。

脊髄損傷などで神経が損傷してしまい、下半身に感覚がない患者さんの場合は、陰茎は勃起するものの、性行為をしている感覚はありません。
ただし、そのような患者さんであっても勃起時間は普通の方と変わりません(そのように薬液を統制します。)ので、パートナーとの大切な時間をゆっくりと過ごしていただくことができます。

ICI療法って、注射で薬液を注入して勃起させるんですよね。

ん?

あ、いや、血液を陰茎部分に流し込むわけだから、なんていうか、感覚が、ほら。

しびれちゃったみたいになったり、感覚が弱くなるかもってこと?

そうそう

なるほど、確かに血液を陰茎部分に流し込むわけですから、なんだか、しびれたような感じになるんじゃないかって不安に思うのも無理はないですね。

どうなんでしょう。

血液を流し込む、と言っても、それは、普通に勃起するときにおこることを薬液で調整しているだけですから、何か特別なことが起こってるわけじゃないんですよ。

なるほど

いちおう、多少、感度は落ちると言われています。実は、私も一度試しに使ってみたのです。ですが、その時はそれほど気にならなかったですよ。最も、個人差はありますが。

自分に打ったんですか。

やはり、自分で一度試してみないと、良し悪しもわかりませんし。試したから全部わかるというわけでもないですが、勧める側の責任があると思いますので。

変なところでまじめなのよねぇ。

いや、まじめな先生だと思うよ。

‥…。

あ、ただ、脊髄損傷などで下半身がマヒしてしまっている人は、残念ですが感度はありません。勃起はしますが。

感覚がないのに勃起するって不思議ですね。

そういう患者さんにも使っていただけるというのが、この治療法の良さなんです。