ICI療法の薬液調整について

ICI療法の薬液調整について

日本では、ICI療法の薬液として、プロスタグランジンE1製剤の処方が主流となっています。プロスタグラジンE1は動脈を広げる効果があり、ICI療法以外にも動脈閉そく症や糖尿病における皮膚潰瘍の改善などに用いられています。副作用が少なく、効果もあることからよく用いられるようになりました。

しかし、プロスタグラジンE1で十分な効果が得られない人もいます。体質やEDの症状、他の持病などの影響によって十分な硬さの勃起が得られないのです。

ICIクリニックでは、だれに対しても同じ薬液を処方するのではなく、一人ひとりの体質やEDの症状などに合わせて、6種類の薬剤を組み合わせて、薬液を調整します。

専門家による診察で病状、体質、持病などを把握

薬液の調整に欠かせないのが、知識と経験です。しっかりと病状、体質、持病の有無などを把握し、年齢や今までの治療歴などを加味して薬液の配合を決定します。

試験注射により、効果を確認してから処方

診察によって把握した情報から調整した薬液も、実際に使用してみないと十分な効果が得られるかどうかはわかりません。そこで、実際に処方する前に試験注射を行い、十分な硬さの勃起が得られるかどうかを確かめます。

また、勃起したとしても、適切な時間で勃起が終了しないとしたら薬液が強すぎたということになります。適切な時間を超えて勃起をし続けることを、持続勃起症といいますが、勃起の持続時間があまりにも長時間になると、組織の壊死が起こる可能性があるなど、危険です。

そうしたことから、ICIクリニックでは試験注射後3時間程度をめどに患者さんにお電話をさせていただき、勃起が終了したことの確認と体調不良の有無などをお聞きしています。

塩酸イソクスプリン、パパベリン塩酸塩、フェノキシベンザミン、プロスタグラジンE1、ICI療法って言ってもいろんな薬品が使われてるんですね

どういうこと?

よく調べましたね。いまおっしゃったのは、ICI療法として使われてきた、あるいは今も使われている薬品の名称です。ちょうど、古い順番におっしゃっていただきました。

いろんな種類が使われてるってことは、どこかに短所があるってことよね。

その通りです。まぁ、どんな薬品にも欠点はありますし、効果も人それぞれです。

でも、結構なお金がかかる治療だし、効果のない薬液を買っちゃったら、すごくショックだなぁ。

お金の面もそうですし、時間と労力もかかっていますしね。効果があると期待している分、効き目が表れなかったときのショックは大きいでしょうね。

だよなぁ、何万円もかけて全然効果なかったらほんとショック…。

先生がそういうこと言うってことは、ICIクリニックは何か違うって言いたいんでしょ。

鋭いですね。その通りです。

どういうことですか。

ICIクリニックでは、患者さん一人ひとりに合わせて薬液を調整しているんです。

ということは、自分に合ったものを作ってもらえるってことですか。

まぁ、もちろん、薬を合成するというわけではないですが。6種類の薬液を患者さんの状態に合わせてブレンドします。そうすることで、高い効果が期待できます。実際、私のクリニックではかなりの確率で結果が得られています。

それはすごいですね。

ほかのクリニックでICI療法をしていたけれどダメで、私のところでうまくいった人もいます。注射をしてもそれほど硬くならなかったのが、十分な硬さを得られたんです

すごい、そこまでしてもらえるなら安心ですね。

ただ、これでも十分とは言えません。実際の効果を100%事前に予想することは困難なので、必ず試験注射を行って安全性と効果を確認しています。

試し打ち、ってことですか。

そうです。それで、ちゃんと効果が出るかを確認します。効果が不十分なら十分な効果が得られるまで薬液の調整をします。